2557声 まわり道

2015年10月09日

仕事で東京へ日帰りすることに。
あまり寝られていなかったのと、
車で東京へは築地以外迷子になるので
高崎から新幹線で向かった。
(築地だけは仕事で何度も行っている)

 

通勤で使っていればそれも日常になるのだろうが、
電車だとそれだけで“旅”という気持ちになる。

 

映画にはロードムービーというジャンルがある。
主人公が旅をする映画のことであり、名作も多い。
その中の金字塔としてヴィム・ベンダースの
『パリ・テキサス』があり、これはもう10年ごとに
見返したい、究極的な男と女の話だと思うのだけど、
彼はそこに行き着くまでにも3つ旅の映画を作っている。

 

その中の一つ、『まわり道』も、夜中の放送で見た。
冴えない顔をした作家らしき男が、もういい年っぽいのに
モラトリアムな空気をまとい、あてのない旅に出る。
感動的なドラマやロマンスもなく、退屈に旅は続く。

 

それでもこの映画を覚えているのは、
突然旅に加わる若きナスターシャ・キンスキーが
はっとする位かわいかったのと、
灰色がかった彼の旅が、なぜだか僕の気持ちに触れたのだ。
その理由は・・・実は未だにわかっていない。

 

もうだいたいの内容も忘れていたのだけれど、
これを書くために検索し下記のワンシーンを見つけた。
やはり理由はよくわからないが・・・良い。
理由はわからないけどいい。そんな映画があってもいい。