2579声 ハロルドとモード

2015年10月31日

普段より忙しめな10月に、
1日1本思いついた映画について書く。
しかも、やると決めたら2~3行では収まらない。
もう全然、ひとこえ、ではない。

 

そんなことをしていたら、10月が終わっても
書き切れなかった。書けなかった日を後で
埋めることはあっても、僕以外の書き手の皆さん
月末にはきちっと書き終えバトンを渡していたので、
申し訳ない気持ちであります。

 

その代わり、地元映画祭に長年関わっていながら
以前とは全然映画と距離をとってしまった僕に、
再度映画の良さを実感させてくれる一か月となった。
僕が挙げた映画の中からひとつでもひっかかるものが
あれば、ぜひとも観ていただきたい。

 

工業学校にいたとき、英語の先生が突然、
今日は映画を見せます、と言い出した。
そして僕ら学生が観せられたのが『ハロルドとモード』
だった。

 

自殺願望のある少年と、破天荒な老婆の恋物語。
多くの学生はぽかーんと観ていたと思うけど、
よくわわからずも僕の心の何かには触れた。
エンディングで流れるキャットスティーブンスの歌が
物悲しくて小粋で、今に至るまで脳裏に焼き付いている。

 

今思えば、あの英語の先生にとってこの映画は、
忘れられない映画だったのだと思う。それを大胆にも
授業で学生に見せたことを、僕は素晴らしいと思う。

 

これからも映画を観続けたい。作ることも・・
11月からは、すーさんにバトンタッチです。よろしくです。