2537声 ツンドラ・バード

2015年12月28日

寒い。
この冬一番の寒さかもしれない。
寒さは年が明けてからが本番だとすると、この冬一番の寒さはあと何回くるのか。
寒い日の風呂は格別である。
寒ければ寒いほど、風呂は格別だ。
何年か前に、四万温泉に借家をしていた時期があった。
温泉街はそこで暮らすと、住人は組合で共同浴場を持っていて、いつでも入ることができる。
その組合に入っていた。
温泉街だから勾配のある坂道を風呂まで向かうのだが、あの湯に使った時の格別さは、そんな苦労も忘れさせるくらい別格だと思う。
別格な格別か。
一日の疲れどころか、もっと奥、芯から疲れが取れる。
地球に浸かってる、そんな感じかもしれない。
とにかくあったまる。
今思えばなんて贅沢な時間だったかと思う。
街場の住宅風呂は掛け流しではないから、冷たい奴が入ればぬるくなる。
お湯をたすか、今日みたいに寒いと、追い炊きが必要になる。
それはそれで、追い炊きの贅沢、というのもあるかもしれない。
贅沢の尺度もいろいろである。
風呂は、そこに至るまでが寒ければ寒いほど、裏切らない。
風呂に入る時は一人だから特に言葉にしないが、風呂は最高である。
十分だ。
別格な格別の先は最高か、十分か。
明日は朝からおせちの仕込み。
いよいよ今年もあと三日である。