十一時に神谷バーで一行と合流し、
正午を回るころには浅草寺境内を出た。
一月二日と言えば、例年初詣は大混雑。
雷門から長蛇の列が出来るが、
丁度、人の切れ目に入れたらしく、
すんなりと参拝できた。
初詣が終われば後は年酒である。
今年は去年と同じ顔ぶれ、
結局、男だけでの初句会となったが、
この「結局」に含まれる安心感がうれしくもあった。
浅草寺脇にある青空屋台での生麦酒を振り出しに、
路地から路地へ、趣向の赴くままに暖簾をくぐった。
作った句の倍以上は杯を開けたことになり、
私に至っては少ない中のすべてが駄句であった。
しかし、空の青を浴びながら煮込みと麦酒で一杯やる、
あの心持を実感できただけで、素晴らしい一日となった。

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