600声 第600声記念特別企画「尾瀬の寅さん相い合い傘」前編

2009年08月22日

日刊「鶴のひとこえ」第600声を祝し、今回は記念特別企画を敢行。
今回の出演者は、登場2回目となる「尾瀬の寅さん」こと、
「原田直文」さん。
しかし、現在は尾瀬の寅さんとしての活動を休止され、
別の舞台で奮闘努力の日々を送られている。
今回は、活動休止中にも関わらず、押し掛けインタビュー。
と言うもの私、途轍もない情報を掴んだからなのである。
さて、その情報の真偽とはいかに。
(抜井)・お久しぶりです。原田さんは現在、「尾瀬の寅さん」としての活動は、
休止されていると伺いましたが、いつから休止されたんですか。
(原田)昨年の11月からです。
活動の殆どを休止しました。
・そうでしたか。活動休止のきっかけは、どんなものだったんですか。
きっかけは、3年間の活動の結果、
若い時に貯めていた貯金が、遂に底を尽きてしまったからなんです。
・活動を休止された現在でも、原田さんの元に、様々な声が寄せられているとか。
はい、そんなに多くはないですが、福祉施設などから「また来てください」と言われます。
お付き合いのある車椅子の人達からも、「また旅に一緒に行きたい」と言われますね。
・惜しまれつつの休止ですね。
そうですね、声を掛けて下さった方々には感謝しています。
・活動休止中の現在、主なお仕事は。
住宅メーカーの営業マンをやっています。
・それはまた、「寅さん」らしかなぬ、華麗な転身ですね。
以前、経験あるお仕事だったのですか。
はい。
以前、勤めていたところと同じ会社なんです。
・お仕事に復帰された現在、職場でも「寅さん」と呼ばれる事はありますか。
みんなから「寅さん」と呼ばれています。
名刺にも、愛称「寅さん」と入れさせてもらっているんです。
会社の社長就任披露パーティーで、会長さんから「余興をやれ」と言われました。
その時は、寅さんの格好をして、会社の商品(住宅)の叩き売りパフォーマンスをやりました。
・それは凄い。
住宅まで叩き売りましたか。
しかも、サラリーマン世界にとっては、一世一代の大舞台。
ところ変われど、「寅さん」は「寅さん」ですね。
明日は、掴んだ情報の真相にふれる中編。
ご期待あれ。