601声 第600声記念特別企画「尾瀬の寅さん相い合い傘」中編

2009年08月23日

・一寸、プライベートな話になりますが、なんでも、マドンナが現れたとか。
なんで、知っているんですか!?
・ちと、ひょんな所で情報を掴みまして。
そうなんですよ。
実は、マドンナが現れたんです。
・やはり、そうでしたか。
野暮な質問ですが、お二人の出会いのきっかけは、何処でどの様なものだったんですか。
お互いが関東と関西を中心に、人の笑顔が好きでボランティア活動をやっていたので、
その活動を通して知り合いました。
・お互いのどんな点に、意気投合したのですか。
出会った瞬間から、ずっと昔から知っていた様な不思議な感覚をお互いに感じました。
それが運命だったのか、話して行くにつれ、
「たくさんの人の笑顔のために人生を捧げたい」
と言う同じ夢があったと言う点に、意気投合しました。
・そうですか。
お互い、運命の糸で結ばれていたんですね。
そして、8月某日、六合村で、「男はつらいよ」フリークの念願を果たされたとか。
情報が早いですね。
そうなんです、8月20日に六合村のバス停で、
寅さんとリリーの再会の名場面を、夫婦で再現した記念写真を撮ってきました。
・それは凄い。
第25作「寅次郎ハイビスカスの花」の、伝説的名場面ですね。
是非拝見したいのですが、その模様は、どちらかに掲載する予定はありますか。
はい。
SNS「男はつらいよ 寅ファン全員集合」にて、その様子をお伝えする予定です。
しかし、悲しい事に、そのSNSは8月末で閉鎖されるみたいです。
・それは、寂しいですね。
はい、寂しい限りです。
ともあれ、マドンナの事を話す原田さんは、終始、浮かれていた。
浮かれて、一反木綿の如く、ふわふわっと、窓から飛び立ってしまいそうだった。
幸せな人を前すると、こちらまで、なんだか嬉しく、温かな心持になる。
明日は今後の展開に迫る、後編。
では、明晩。