3463声 カラスの散歩

2016年05月02日

連休の谷間。
風もなく、穏やかな曇り空。
スズランで牛丼を買って、城址公園で昼飯とする。
ビールは一寸迷ったがやめた。
人はまばらで、昨日の上野公園とはまるで別の国、別の時代でもあるかのよう。
ツツジが散るのと交代で、サツキが満開。
コンクリの隙間から、タンポポが顔を出している。
鳥の声もなく、芝生の上をカラスが一羽、ウロウロしている。
こういうのをずっと見つめて、見尽くしたと思ったところで、絵を描き始めるのだという。
伊藤若冲は。
その時対象に「神気」が宿るらしい。
カラスの散歩を見ている位ではそんなことはちっともわからない。
これからここで幾つか資料を整理して、あとは、終わってから考える。