3529声 六合の星空

2016年07月07日

幕末に、蘭学者の高野長英が隠れていたという土壁作り3階建ての「湯本家」という建物が、中之条町六合にある。この度、アジア4大学によるドキュメンタリー共同制作として、映画大学の学生OBが監督となり、韓国から映画を学ぶ女学生と共にこの「湯本家」を取材することになった。

 

200年以上の歴史を残してきた湯本家の末裔に対し、「なぜもっと住みやすい家に引っ越さないのですか?継承することはそんなに大事ですか?」と韓国の学生。六合で起きる国の違いにより、紋切り型ではない面白いドキュメンタリーが生まれそうだ。

 

夜。暮坂芸術区のバンガローに宿泊する韓国の女学生が「今まで見た星空で一番きれいです」と大興奮していた。街灯のない山中なので確かにきれいだが、僕や日本のスタッフからするとそこまで騒ぐ星空ではない。けれど女学生のテンションにつられ、急遽星空撮影会が始まった。

 

六合で海外旅行者を見かけることはほぼないけれど、生涯見た中で一番きれいだという星空がここにはあるらしい。そこにいても気付かないことは多いいんだな、と思った。