3549声 山形

2016年07月27日

7/30に、ジョウモウ大学は開校5周年記念パーティーを行う。「ジョウモウ大学とは何ぞや?」という方はこのサイトをご覧になる方には少ないのかもしれないが、入学許可不要で校舎を持たず県内各地が授業場所となり先生もテーマごとに変わる試みである。このめっかった群馬の堀澤さんも抜井さんも、過去先生として授業を受け持っている。

 

記念パーティー前にはトークキャンパスという「外部から講師を招いての講演会」を行うことになっており、過去には雑誌「ソトコト」編集長の指出一正さんや、高崎出身でワールドミュージックと世界の料理に精通したサラーム海上さんといった実にジョウモウ大学らしい人のセレクト、楽しい会が行われた。今回は「中之条町出身繋がり」ということで、僕がちょっとした橋渡しを買って出て、山形で活躍するデザイン事務所「アカオニ」の代表である小板橋基希さんをゲストに招くこととなった。

 

山形と言えば僕は昔から「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の大ファンであり、一度は東京事務局のスタッフもさせていただいたことがある。映画祭で訪れる山形の町は、何だか初めて来た気がしない雰囲気があり、それはどうやら「周りを山で囲まれていて、中之条とそう遠くない雰囲気だから」という無理やりな理屈で自らを納得させた覚えがある。山形に根付いて長い小板橋さんも同じようなことを言っていたので、あながち間違いではないのだろう。

 

その山形では、小板橋さんが広報デザインを務める「山形ビエンナーレ」という面白そうな催しも始まっており、今年に入ってからは「とんがりビル」と名付けられた文化のかほりがする集合ビルの運営も始まっている。そんな山形の動きと、ジョウモウ大学の5年間との間に関連性は見つけられるのか?見つかんなくても面白い会になるのは必至なので、何より僕が楽しみたいと思う。参加される方、よろしくお願いします。