3550声 岩櫃(いわびつ)

2016年07月28日

NHK大河ドラマ「真田丸」の放送以降、東吾妻町の岩櫃山の来場者数が伸びている。

 

岩櫃山には昔「岩櫃城」と呼ばれた山城があり、そこでは真田昌幸、信繁、信之が共に暮らしていた。ドラマでも放送初期、そのあたりの描写がしっかりとされており、今なお変わらないオープニング映像では、「真田丸」というタイトルバックに岩櫃山を参考にした山城のイメージカットが入る。

 

ドラマを見る前も真田好きだから上田市には行ってたんだけど、岩櫃ははじめて来ます。という観光客にも数多く会った。大河ドラマ効果おそるべし。来月には、岩櫃城の最後の城主となったと言われている、出浦昌相を演じている寺島進さんが東吾妻地へ来町、色々な催しをくっつけた「岩櫃サマーフェスタ」なるイベントを行う。

 

岩櫃人気を支えるのは、町の観光関連の職員だけではなく、「岩櫃城忍びの乱実行委員会」の力も大きい。僕も副実行委員長なる肩書を担ってはいるのだけど、十分な働きはできていない。実行委員会は、毎週土日と祝日に、岩櫃山のふもとの密岩神社にて「おもてなしの陣」なるおもてなしをずっと続けていて、訪れたお客さんにお茶を出したり岩櫃グッズを販売したりしている。自分も一緒ではあるけれど、ボランティアでのその働きには、もう頭が上がらない。

 

一人でできることがある。一人じゃできないことがある。その両方を積極的に進める事こそが、天下取りの・・地元活性の必須事項であることは、言うまでもない。