649声 池袋演芸場より

2009年10月10日

電車が上野へ着くと薄雲。
乗り換えて池袋。
時折小雨がちらほら。
駅からひとっ走り、池袋演芸場へ入る。
演芸場を昼の部で辞し、外へ出ると、 澄んだ空に綺麗な夕焼け。
10月10日の主任は林家正蔵師匠。
寄席の中、席を見渡すと、机に十六茶のペットボトルを置いている人が、やけに多い。
演芸場の筋向かいの薬局で、「本日特売」と出てたのが、この十六茶だった。
皆様、考える事は一緒。
勿論、私の机にも一本。
間違っても、歌舞伎座などでは見られない、寄席と言うものを象徴するような光景。
と、ここまで携帯電話と睨めっこしながら、取り留めも無い文章を難儀して作成。
今は立っているのは、宵闇の新宿の路上。
向かいの角から、喧騒の間を縫って、何故だか聞こえる、祭囃し。