650声 今日から我家は銭湯になる

2009年10月11日

さて、600声も折り返し。
東京から戻って来たのは、今日の昼。
今回の顛末をば、少し語る。
10月10日の昨日は、1010で、銭湯の日。
毎年この日、新宿のロフトプラスワンと言う、地下スペースで開催されているのは、
昨日で第5回目となる「東京銭湯ナイト」。
私も去年、諸事が重なり、行こうと思っていて行かれなかったイベントである。
あれから一年経ち、その開催をすっかり忘れていたのだが、今週初め、
知人からの連絡で思い出し、すぐさま予約して行って来た。
そのイベント内容は、クレインダンス情報に詳しい。
イベント終盤、来場されていた銭湯絵師が描いた、
「ペンキ絵オークション」なるコーナーが有った。
一度見た事のある人なら、「銭湯の富士山」と言えば容易に想像できると思うが、
あれの小さいものである。
小さいったって、1m30cm四方位の板に描かれているので、迫力は有る。
いざ、オークションが始まる。
「まずはこの赤富士から、はい、居ない」
「じゃあ、次は、この迫力ある富士山」
「はい、買います」
(会場一同、あっ、ホントに買う人が居るんだ)
と、思ったかどうかは推測の域を出ないが、一番最初に挙手したのが私だった。
イベント最中、軽快に飲んだビールの酔いも手伝って、景気良く買ってしまった。
その後、ペンキ絵は飛ぶ様に売れて行き、最後の一枚などは、
じゃんけんで落札者を決める程。
ともあれ、中島絵師が描いた、ほんもんのペンキ絵を、手に入れる事が出来た。
しかしまさか、手に入れる事になるとは。
その後、半透明の袋で包まれたペンキ絵を担ぎながら、
ネオンが揺れる歌舞伎町のど真ん中を歩いて帰って来た。
電車内、駅の券売機、自動改札。
至る事で、すれ違う人たちの好奇の視線を痛いほど浴びつつ、なんとか帰宅。
帰路の途中、どうしても堪え切れず、ほのじに寄って誰かれ構わず皆に見せびらかした。