659声 秋の散文

2009年10月20日

朝方、缶珈琲で温まりながら、秋空をぼんやりと眺めていた。
浮かんで来る言葉は、空にあるうろこ雲みたいに、散文的であった。
秋の朝
カーテンを開けると
溢れた光が部屋を満たす
空は青
色硝子の如く
澄んでいる
川あり
流れ緩やかなり
緩やかなれど
大海に遠し