667声 県民のラーメン定食

2009年10月28日

快晴の今日は群馬県民の日。
学校が休みになった学生たちが、街に湧いて出て来る一日。
カツ丼だったら此処。
ってな店が下仁田町に在って、今日の昼飯は其処で食べていた。
私が頼んだのは、ラーメン定食。
案ずるなかれ、その内容は、ラーメンと丼飯に、煮カツが付いてくる。
なので、皿に盛られている煮カツを丼飯の上へ乗せれば、カツ丼になる。
因みに、この店のカツ丼は煮カツで、この「ニカツ」ってのは、
カツを最終的に卵でとじていない、汁で煮たもの。
卵とじも捨てがたいが、これも卵とじに負けず劣らず、あっさりして美味い。
私も群馬県民のはしくれ、今日は県民の日だからってんで、奮発してのラーメン定食。
いつもなら、50円安いカツ丼を注文していた。
ラーメンとカツ丼。
私が額に汗しながら、このベビー級の試合に奮戦して居ると、ガラガラっと引き戸。
威勢の良い声と共に、ゴム毬の如く、ちびっこいのが5人。
近所の小学生だろうか、慣れた風に椅子へ座り、賑やかに注文を話し合っている。
店内の空気は一気に明るくなり、さながら給食の風景。
その男の子5人、揃いも揃って、「オレ、ラーメン定食、オレも、オレも」
だって。
10歳をやっと少し越えたかと言う子供と、30歳にもうすぐ手が届こうかと言う大人。
県民の日のささやかにも奮発した昼飯が、ラーメン定食、800円。
バヤリースオレンジでも、奢ってあげれば良かったかしら。