3663声 厚い掌

2016年11月19日

これ以上何を失えば 心は報われるの
どれほどの痛みならば もう一度君に会える
One more time 季節よ移ろわないで
One more chance ふざけ合った時間よ

 

何も見なくてもタイプできるようになっていた。伊参スタジオ映画祭2日目で上映した、山﨑まさよしさんが歌う『月とキャベツ』主題歌である。

 

今年はこの映画の上映から20年目の節目ということで、主演の山﨑まさよしさん、真田麻垂美さん、毎年来ていただいてるけど篠原哲雄監督、松岡周作プロデューサー、そして僕が大好きな映画『ぐるりのこと』『恋人たち』の撮影もしている上野彰吾カメラマンなどなど・・この映画に関わった多くの方にご来場いただいた。そして!上映後には山崎まさよしさんによるサプライズ生ライブも行ったのだ。へへへ・・すごいでしょ。

 

ちなみにこの2日目は『64(ロクヨン)』主演の佐藤浩市さんと原作の横山秀夫さんもゲスト来場、映画祭始まって以来の大賑わいとなりました。佐藤さんはまさに「映画にまっすぐに心血を注ぐ」人。横山さんは昨年まで映画祭のシナリオ審査でもお世話になっており、ふつふつと燃える創作の炎は、遠く離れた僕のお尻さえもチリっと燃やしてくれている。有り難いことです。

 

山崎まさよしさんはイメージそのままの気さくな方で、この日の夜に行った関係者懇親会にも来てくださった。お話しはしなかったが最後、「握手だけしてください」と手を出すと、くりっとした表情で握手をしてくれた。その手がね、グローブのように厚かったのだ。ああ、ギター弾きの手だな、と思った。同じく懇親会まで参加してくださった真田麻垂美さんは、とてもいい香りがした。スタッフ数人も言ってたから、相当いい香りだったんだ。映画祭は、まだ続く。