2009年11月21日
からっ風。 吹きすさぶ日は、空が澄んで、赤城山の長い裾野まで、輪郭がはっきりと見える。 しかし、この音。 軒先で切れる風の音や、騒ぐ木々たちの音を聞いていると、 なんだか非常に行動意欲を削がれる。 机の前にいて、音楽を聴いて珈琲等を飲みながら、目の前の窓に広がる青空を眺めても、 いまいち興が乗らない。 ぼんやりと往時茫々とした記憶をもてあそんでいても、 粗ぶる風の音に、気が散らされる。 頬杖ついて、どうしたものかと考える。 考えてるまにまに、うとうと寝ている。