698声 此処は鉱泉銭湯也

2009年11月28日

先日、慌てて行って来たのが、富岡に在る、「大島鉱泉」と言う鉱泉宿。
この「鉱泉」ってのは、平たく言えば冷たい温泉の事。
日本の温泉法によると、25度以上でなければ「温泉」と定義されないので、
それ未満の湧水は鉱泉となる。
この大島鉱泉は、日帰り入浴もやっている。
料金は360円。
「群馬県公衆浴場業生活衛生同業組合」に加盟している、公衆浴場。
つまりは、鉱泉宿でもあり、銭湯でもある。
と、私が勝手に定義したので、行って来た。
女将さんにとても親切にして頂いて、写真を沢山撮らせて頂いた。
宿には、番台こそ無いものの、タイル張りの浴室、カラン、ケロリン桶、そしてタイル絵。
設えは、まさしく銭湯のそれ、であった。
鉱泉なので、やはり普通の井戸水とは一味違う湯心地。
湯上り、瓶コーラを飲んでいると、近所のおばちゃんが白菜を取りに来た。
女将さんとおばちゃんが、外に干してある白菜を見繕っている間に、
そっと声をかけて、なだらかな坂道を上がる。