704声 スリル。スリル。スリル。

2009年12月04日

さて、700声記念特別企画も一段落して、本日からまた普段のひとこえ。
毎回、インタビュー形式なので、掲載内容は事前に仕上がっている。
かと言うと、そうでも無くて、掲載日に編集し、締め切り近くに慌てて掲載する。
と言った具合に、普段と左程変わらぬ進行状況だった。
私は日常、週刊誌数誌を、毎週とは言えない無いけれど、好きで読んでいる。
其処に掲載されている、作家のエッセイなど、毎週読んでは面白い内容に感心している。
週刊誌などのエッセイで、面白い点がある。
それは毎回の内容が、と言うよりも、「今回はきつそうだな」と言う様な、
「週刊」である事の「スリル」である。
週刊誌だから、当然毎週締め切りがやって来る。
大手週刊誌になると、連載の作家陣も売れっ子揃いで豪華である。
その多忙を極める作家生活の中で、新鮮な時事ネタを探し、取材し、
あるいは物語を作って書くと言う作業がいかに大変であるか、文面を見れば分かる。
行間から、冷汗三斗の四苦八苦具合が滲みだしている。
時がある。
そんな「スリル」を見つけては、田舎に在る穏やかな昼下がりのコンビニで、
立ち読みしている私は独り含み笑いをする。
翻って考えるに、言わずもがな、この「鶴のひとこえ」は日刊である。
日刊には日刊の「スリル」がある。
当然、私の書いているこの文面にも、私の冷汗がだらだらと流れだしている事だろう。
それを見つけては、PCのモニターの前で含み笑いをしている人が、
少ないながらいる事と思う。
これからも、まぁ、ひとつお手柔らかに。