3755声 デジタル句会

2017年02月17日

昨日にもまして暖かな日差し。
先日、ペッパーの話を書いたが、出来栄えの良し悪しは別として、
いまや「俳句作って」とiphoneに問いかければ、人工知能が俳句を作る。
 
先日も、「羽生善治王座がついにコンピューターと対決するかも
しれない」と言う報道を目にした。気になって少し調べると、
碁や将棋のみならず、いまや小説を書き、音楽を創り、
絵画を描くというから驚きである。
 
ある句会では、投句をメールでしてくれという。
句帳に書いてある句をせっとメール本文に打ち込み、送信。
すると、句会の幹が人数分の用紙を持って、部屋へ帰ってきた。
用紙はつまり清記用紙で、そこには既に、
先ほど送信した参加者の句が印刷されている。
ランダムに振り分けられ、きっちり整列しているのである。
 
従来ならば、短冊に必要枚数記し、投句控えなどと一緒に、投句。
それを、幹事ないしは担当者が規則に基づいて振り分け、そして配り、
配られた参加者は、清記用紙に写していく、という手順である。
 
エクセルか何かのアプリケーションを利用しているのであろうが、
詳しく聞くのを忘れてしまった。
一度でも句会に参加したことのある人ならば分ると思うが、
選句までの手順が、いささか煩雑であり、
誤字脱字など間違えやすいところでもある。
その心配がなくなる、と言うのは、大いに快適でもあるし、
反面、句会の緊張がなくなることにも繋がる。
やはり、書くことによって養われる集中力もあると感じている。
 
一度便利なものを体感してしまうと、
それまでのアナログなものが億劫になってしまうものである。
誤字脱字などで、小さく揉めている光景を見たこともあるし、
また自分がしでかして痛い目をみた経験もあるので、
いまは、もうすこし各所の句会にITが普及してくれたらと、思う。