3881声 カメラの前

2017年06月23日

午後、俳句の雑誌の撮影があった。
お気に入りの一冊の写真を撮るのだが、
野外での撮影であったため、非常に緊張した。
今月はじめに鼻の横に突如出現した出来物は、
ようやく沈静化したのだが、色素沈着というか、
そこの部分だけ濃い痣のようになってしまった。
間抜けな顔が、いっそう間抜けになっている。
そんな顔で、うすら笑いを浮かべながら、
カメラの前に立っていた。
 
撮影が終わり、しばし編集者の方と会話する時間があった。
普段、面と向かって際する機会がなかったので、新鮮であった。
単純だが、目標に向かって走らねばと思った。