2017年06月25日
梅雨らしい天気となって、蒸し暑い一日であった。 なんだか、耳の奥にまだ昨夜の歌声が残っている。 沢で蛍の出現を待っているとき、薄闇の中で、 子どもたちが「ほたるこい」を歌っていた。 「ほう ほう ほうたる こい」 なんだか水木しげるの世界を彷彿とさせる光景で あるが、妙に落ち着く歌声であった。 私の住んでいるこの町では、 子どもたちの歌声を聴いたことが無い。 子どもたちの集まる光といえば、夜に煌々と灯っている、 学習塾の光くらいである。