762声 黒網タイツとちびまる子ちゃん

2010年01月31日

窓のサッシの隙間から、午後の陽が鋭角的に差し込んでいる。
その下、光と影の中、子供に絵本を読み聞かせている、お母さん。
今日、一寸した暇を埋める為に、近所の図書館へ行って来た。
図書館には、古い邦画のビデオがあるので、それが目当だった。
ロケ地が群馬県。
なんて作品は、マイナー映画でもしっかりと置いてあるのだ。
2本観た。
私が観ている視聴ブースの隣の席に、黒網タイツを履いた、
女子高生と思しき女子がやって来た。
エナメルのバッグを床に放り投げて、足を組んで画面を観ている。
映画を観終え、返却に行く途中、チラリと黒網タイツ、
じゃなくて、画面を覗いてみた。
そこには、「ちびまる子ちゃん」。
2本目の作品を物色していると、先程の女子、何やら隣のお爺ちゃんに話し掛けている。
どうやら、お爺ちゃんに、DVDデッキの操作方法を教えているらしい。
やるじゃん、ちびまる子ちゃんのお姉ちゃん。