764声 買い損

2010年02月02日

明日は節分。
なのだが、朝のニュースから、昨夜の積雪による交通機関の乱れ、の報道一色。
巷の風潮、豆まきの「ま」の字も無い。
明日になったら、鬼が街中を、跳梁跋扈していない事を願う。
昼飯にあんぱんを食おう。
思い立って、道すがらのスーパーへ寄った。
弁当とあんぱん、牛乳も買おうと、日配品コーナーを物色。
「あったあった、牛乳、これだ」
と、手に取ったのは200mlの小さいパック。
価格は88円。
その直ぐ下、特売品の低脂肪牛乳が、78円。
これは、1ℓの大きいパック。
思わず、1ℓの牛乳を手に取り、レジへ向かう。
あんぱんと牛乳。
やはり、良く合う。
良く合うのだが、あんぱん1個に対し、牛乳の量が過剰である。
おまけに、牛乳パックから直に飲んでいるので、非常に飲みづらい。
車の運転席に座り、慎重に牛乳パックと顔を傾けて飲むのだが、
時折、唇の裾からこぼれてしまう。
衣服も運転席のシートも汚れる、と言う惨憺たる状況になってしまった。
しまいには、無理して全部飲み終えた直後から、腹痛に見舞われる始末。
損して得を取るのは、難しい。
買い物をしていると、自らの潜在意識に盤据しているさもしい気持に、
気付く事がある。