2017年09月16日
器の仕入れへ。 両手に器の入った紙袋をぶら下げて、先を急ぐ。 私は歩くのが早い。 ところが右側から、抜き去られた。 急いで一人で歩いていて、余程のことがない限り、いや、記憶が正しければ相手が走ってでもいなければ、過去に追い抜かれたことはない。 ところが抜かれた。 あっさりと。 背の高い若者だった。 彼は私を追い抜いたあとさっさとビルに消えていき、必死に彼のあとをついていっていた私気持ちは行き場を失い、それからあとの、私の歩く速度の、まぁ速かったこと。