3743声 クローバー

2018年02月11日

快晴。
草むしりの手間を省くため、狭庭に除草剤をまいた。
俳句を愛好する者としてはいささか無慈悲であろうか。
しかし、これをやらねば春半ばに生い茂ってしまう。
除草剤は希釈して使用するタイプのものなので、
如雨露でまくことになる。
倉庫から昨年買ってあった如雨露を取り出すと、
どこをどうさがしても蓮の実がない。
蓮の実とは、如雨露の注ぎ口に取り付けてシャワーにする、
あの装置である。
それはもうあきらめて、注ぎ口から直にどぼどぼとまいていく。
この時期は、まだ蚊が出てこないので楽である。
二月の庭にはもう、小さなクローバーが石に影を作っていてた。