4023声 冬の山

2018年11月19日

地元の補聴器専門店の広告を、もう2年近く手がけている。年に4回の新聞折込み。メガネ同様にわりと手に入りやすくなった補聴器だが、メンテナンス含め末長く合える店は多くないらしく、安く買って合わなくて使わなくなるケースも多いらしい。

 

中之条の「アマダ補聴器倶楽部」は、親から継いで2代目のアマダさんという女性が経営している。驚いたことに、1996年に中之条町で撮影された『眠る男』という映画で、アマダさんはスタッフとして参加していたんだそうだ。そういう話を聞くと急に距離が近くなって、「地元密着をアピールするなら、アマダさんのインタビューを広告に載せましょう」と提案してみたり、広告も反応があるとのことで、いい関係が続いていると思う。

 

アマダさんの店は、南の壁一面がガラスになっていて、道路と吾妻川越しに榛名の山々を見渡すことができる。「毎日山を見てるけど、昨日までは秋の山だった。今日急に冬の山になったね。不思議だけど、そういう区切りがあるもんなんだ」とアマダさんが言った。「はあ」と言って山を見ても、僕にはあまりわからない。でももうすぐらしい、冬は。