960声 新生児

2010年08月17日

赤ちゃんが生まれた。
っても、勿論私の子ではなく、近しい知人の子である。
携帯電話に送信してくれた、赤ちゃんの写真を眺めながら、これを書いている。
新生児室ってんだろうか、テレビドラマなどで見た事のある、
生まれたての赤ちゃんが寝かされるあの部屋で、寝ている。
本当に、顔が赤い。
彼はもう、本当に、この世に舞い降りたのである。
子が生まれる、と言う心情。
子が無い私には容易に推測し得ないが、きっと幸福なのだろう。
残暑厳しい部屋の中で、そんな気持ちに思い馳せている。
赤ちゃん。
ってのは光だ。
すやすや眠る、この赤ちゃんの魂は、
光り輝くエーテルの結晶で出来ている。