964声 キャンプでハイク

2010年08月21日

準備。
ったって、久しくそう言う遊びをした事が無いので、明確な持ち物が思い浮かばない。
直ぐに思いつくものと言えば、やはり、クーラーボックスと缶麦酒。
先程から、クーラーの効いた部屋で考えているが、それぐらいしか出て来ない。
今日は、「第4回ワルノリ俳゛句ing」の当日である。
今回の行き先は、ちと異色で、高山村でキャンプをする事になっている。
否、俳句をしながら、キャンプをする。
俳句をするのに、わざわざ、深山分け入って米の煮焚きなどしなくとも良さそうなもの。
しかし、何処から湧いたか、「夏休みの子供等にも俳句を」と言う声。
そう言えば、私も昔から、「キャンプ」と言う遊びに、憧れを抱いていた事を思い出し、
「じゃあ」
ってんで、今回の運びになった次第なのである。
キャンプ場で俳句が詠めるか。
あまり難儀もせずに詠めるのではなかろうかと、安直に考えている。
子供たちは、まぁ、俳句などやらずとも、自然と戯れる方が良かろう。
なんて、器の大きい言葉を吐いている私は、甚だ、アウトドアが苦手である。
我が人生、テントで寝た事などただの一度も無い。
今日が初の、キャンプの素人なのだ。
それもあって、必要な持ち物が選定できない。
取り合えず、季語帳、メモ帳、短冊、半紙、衣服、缶麦酒。
までは揃えたのだが、そこから先が、どうも進捗しない。
しかしもう、出発の時間である。
「俳句会ってのは、蕎麦屋の二階かなんかでやるものだ」
ってな既成概念だけは、部屋に置いて行こう。
それでいて、さて、どんな句が詠めるか。