999声 未来のテレビ

2010年09月25日

9月17日に放送された、アニメ「ドラえもん」。
いつもの2話の中、「ほんもの3D」と言うタイトルの話があった。
自宅に来た、まだ世間で発売前の超巨大3Dテレビ。
それを、御馴染の仲間を集めて自慢するスネ夫。
皆、3Dメガネをかけて3D映像の迫力を体感するのだが、そこはスネ夫。
意地悪して、のび太にだけ3Dメガネを貸してくれない。
3D映像を体験できなかったのび太は、お約束の行動。
一目散にドラえもんに泣き付くのである。
そこでドラえもん。
そんなのび太を見かねて、未来の道具、かければ、見る映像が本当に飛び出す、
「ほんもの3Dメガネ」を貸してあげるのだ。
こののび太を見ていて、まだ、アナログテレビでドラえもんを見ている私も、
身につまされた。
3Dどころか、のび太の家と同じく、地デジ化もなされていない。
家族の噂で聞いたところによると、私の祖母祖父宅も、
地デジテレビを導入する心積もりが有り、どうやら私が選べと言う風潮がある。
自分のテレビがまだアナログなのに、果たして地デジテレビの選定が出来るか、
甚だ不安である。
先日、祖母からはその意向を伝える電話が掛かって来た時の事。
国勢調査の調査書に記載してある文字が小さくて読めない、と言っていたらしい。
それではおそらく、テレビの文字を読むのも大変なのだろう。
むしろ、3Dテレビの方が、見やすいのかも知れない。
いや、「ほんもの3Dメガネ」の方がもっと見やすい。
ドラえもんに泣き付こうかな。
映像に弱い人も楽しめる。
ってのも、未来のテレビに課せられた、ひとつの課題なのだろう。
【天候】
朝、薄日射す曇天。
空、ビールグラスの中から、泡を見上げているかの如し。
後、回復し雲多くも晴天。