1001声 鶴のひとこえ1000声記念企画 〜クレインダンス対談〜 第2回(全5回)

2010年09月27日

■クレインダンス対談 第2回
対談:堀澤宏之×抜井諒一
撮影・お給仕:T女史
場所:ほのじ(伊勢崎市)
〜二人とも、酒の酔いも馴染んで来て、舌もなめらかに回って行きます〜
堀:しかし、「めっかった群馬」のアクセス数は伸びないなぁ(笑)
抜:もう何年も横ばいですよね。
堀:始めた頃はさぁ、掘り出し情報と言うか、「群馬県面白情報サイト」を意識してたけど、
県外からのアクセスが、意外なほど少ないよなぁ。
抜:そうですね。リピーターの方は、ほとんど、県内の方だと思いますね。
堀:だけど、まだ4年目だもんな。
抜:そうですね。目指すは5年、と言うところです。
堀:20年くらい経ってから、良さが出てくるんだと思うよ。
抜:老舗の味ってヤツですかぁ…。
堀:ネット社会もその辺の飲み屋と一緒で、新陳代謝が早いからさぁ、10年もやったら老舗になるんじゃないの。
抜:(笑)それは、言えてるかも知れません。
堀:誰かに言われたなぁ、めっかった群馬のTopページが放つ独特なアヤシサが良いって。
抜:巷の店だったら、万人が暖簾をくぐれるような店じゃないですね。
入ろうとすると、一緒に居る人が腕つかんで「ダメ!」っていう様な(笑)
堀:そうだね、絶対に。店構えを見た人は思うよな、この店なんでやれてるんだろ。
丁度、俺の店みたいにさ(笑)
抜:あのサイトの、どこにも収益、つまり「金の匂い」を感じるようなところがないですからね。
堀:こうなってくると、白鵬の連勝記録とか、魁皇の角番とかさ。
抜:おっ、また、相撲に戻った(笑)
堀:つまり、やめられなくなってくる。
〜酔いが回るにつれ、話はさらに深い場所へ〜
堀:お客さんや他人としゃべってたりしてさぁ、
自分の伝えたい事が伝わらないと、昔の俺は、言葉を足してたんだよ。
それが最近は、すっと、引くんだよ、自分がね。これ、抜井の影響だと思うよ。
抜:はぁー、そうですか(笑)
堀:しゃべってると、「あっ」って(笑)
自分の中で「あっ」と思うと、「ふっ」と引く様になっちゃう。
抜:じゃあ、以前は押してたんですね。
堀:押してた押してた。それで、なんだか怒っぽかったし。楽になったなぁ、なんだか。
抜:それは押しの中の引き、だからじゃないですか。
堀:ほぉう。
抜:今までは、押しでやってきた。つまり、押しを知っているからこそ、引いた時に違う景色が見える。
だから、心地好い距離感を見つけたんですよ。
ずっと引いてたら、僕みたいにですけど(笑)、距離が離れ過ぎて、心地好くないですよ。
堀:はぁ、そうか。
抜:そうです。
この後、T女史が買い出しに行ってくれました。
勿論、酒を。
机に並んだのは、「トリス」やら「無頼派」やらのウイスキー。
どうなることやら、また、明日。