1002声 鶴のひとこえ1000声記念企画 〜クレインダンス対談〜 第3回(全5回)

2010年09月28日

■クレインダンス対談 第3回
対談:堀澤宏之×抜井諒一
撮影・お給仕:T女史
場所:ほのじ(伊勢崎市)
〜話のキャッチボールもままならぬ、酔っ払い対談続行中〜
堀:俺、始めたがりじゃん。
抜:極度の、始めたがりですよね(笑)
堀:始めるって事と、止めないって事。最近、「やめない」って事に、すごい価値があるって気付いた。
抜:ほう、ほう。
堀:抜井なんか、もしかしたらそういうタイプかも知れないけど。
俺は最近、選択肢が狭くなったってのもあるけど、「やめたくない」って事が、沢山ある。
抜:それは、例えば。
堀:「ほのじ」もそうだし、「めっかった群馬」も。二階に演芸場を造るってのもそう。
やめないで繋げて行く、そこには何らかの変化が必要なんだけどね。
抜:今回の、※「めっかった群馬リニューアル」もそうですね。
堀:「やめないでつなげる」これが重要だね、38歳にもなると。
抜井は、後10年くらいはどんどん始めた方がいいよ。
抜:後10年、そうですか(笑)
もう、相当自分にヤキが回ってきたような気がしますが、始めるなぁ…、そうですか。
「始める」って事は同時に、「やめる」って事と繋がってますからね。
やめた事が次に始める事にリンクしてる。つまり、やめる事が終わりでない、と考えて…。
堀:あれ、T女史もそんな事、言ってたな。始まりは終わりの始まりとか何とか…。
T:言ってた、ような、気がする。
抜:この感じですね。
堀澤さん、つまり、この軽くいい加減な感じでなくては、物事は始められないですね。
さっきの僕みたいに、始まりは終わりのナンタラなんて、言っている様ではまだまだ駄目なんです。
〜T女子が淹れて来たお茶で、一寸、一息つきます〜
T女史:はい、これ中国のお茶です。
抜:何茶ですか?
T女史:「がんちゃ」です。
抜:「岩」の「茶」ですか。
T女史:そうです、岩場に生えている茶葉です。
中国の方は商談の時なんかには、この岩茶を飲むみたいです。
抜:リラックス効果?
T女史:頭が冴えるんです。肝臓にも効くらしいですよ。
抜:じゃあ僕らは、ガブ飲みしなくてはなりませんね(笑)
堀:(厨房からウイスキーの小瓶を持って来て)変なウイスキーがあってさ。
抜:また、奥から何か引っ張り出して来ましたね(笑)
堀:これ、「無頼派」。知ってる?
抜:知ってますよ。昔、よくコンビニで買ってました。
堀:この前、知り合いの人がこれ持って来てさ、その時居た、M先生にどんどん注ぐんだ。
そんで、M先生一口飲んで、「これはひどい」って言ってた。
抜:(笑)
堀:「ひどい、けどいい」って人だからね、M先生。この前も聞いてみたんだよ。
「先生、立ち食いうどんはどうですか」って。
抜:ほう、それは気になる。
堀:そしたら、「あれはひどい。ひどいけど食えちゃうんだよな」だって。
抜:まさに、言い得て妙です(笑)
それにしても、この岩茶って、いけますね、美味い。
岩茶で一息ついてから、ぼちぼち、ハードリカーに手を出します。
ウイスキーを飲みながら、対談を再開したところへ、噂をすれば影。
明日は遂に、偶然ゲストの「M先生」登場です。
※現在、「めっかった群馬」を小さくリニューアルしようとしております。
来月下旬頃には、マイナーチェンジしたサイトが、お目見えできると思います。