2019年06月07日
季節柄か、都内の駅構内で、修学旅行の学生たちをよく見かける。 学生服を着て、「旅のしおり」らしき冊子を握り締めているので、直ぐに分かる。 引率の先生たちも、みな若く、周囲の私を含めた疲れた勤め人たちのオーラとは、 一線を画している。 彼、彼女たちの目には全体的に灰色のオーラを持つ集団がどう映っているのか。 旅を終えた彼らの目に、故郷の山河がより美しく映れば幸いである。