1005声 猫の福

2010年10月01日

昨夜は俳句の先生宅で行われている、句会に参加した。
出掛けるのが億劫になる冷たい雨も、
俳句を詠むにはチョイとオツなもので、好適と言える。
「一日一句」などと自分に言い聞かせ、7月より毎日句作してきた。
そして、「一日一句は無駄に非ず」
と言う事を、環境の違う場所で突発的に句作してみて、改めて実感できた。
よって、「一日一句」、今少しばかり続けてみようと思う。
一日一句はまだ3カ月だが、およそ3年も毎日やってきたのが、
この日刊「鶴のひとこえ」である。
1000声記念企画から一夜明け、また走りださねばならない。
次に目指す地点は、1100声。
沿道からの声援が聞こえないのが、ちと寂しい。
句会から帰宅し、夜半の玄関をそっと開けると、
ポストに突っ込んである封筒が見えた。
部屋の灯りを点けて、送り主を確認すると、「招き猫美術館」。
「猫世界からの招待状だろうか」
などと奇妙な物語を想像していると、思い出した。
そう言えば、先頃、「第4回招き猫俳句大賞」に応募したのだった。
この俳句大賞で大賞を得た場合は、「木彫りの招き猫」が貰えるのである。
何かの折、その招き猫を一目見て、何故だか分からんのだが、
「これさえあれば福が来る」、
突然そうひらめき、筆をとった。
封筒の中に入っていたのは、賞状。
結果を言うと、大賞。
ではなく、入選だった。
2010年9月30日から12月14日まで、「第4回招き猫俳句大賞展」として、
美術館に展示されるらしい。
入選句を見ると、なんだか、ワルノリ俳句に通ずるものが少なからずある。
群馬県からは、どうやら私だけらしい。
封筒の中には、招待券も同封されていたので、
もし御覧になりたい方は1名様にプレゼント。
っても、「招き猫美術館」の在所は岡山県岡山市。
群馬県からはちと遠いし、岡山県の方が読んでいる筈も無かろうし。
木彫りの招き猫は獲れずとも、副賞でもらったポストカードに描かれている、
様々な招き猫を眺めていると、副が来そうな予感。
【天候】
朝、曇天。
正午には回復し、雲が溶けた様な穏やかな青空。