1010声 銭湯における極私的な近況

2010年10月06日

さて、書こうかな。
って段になって、初めて気付いた。
今回で、第1010声。
と言う事は、「銭湯」の回と言う事になる。
では今回は、極私的な銭湯関連の内容に終始する、とする。
銭湯と言えば、丁度タイムリーに、今週末の10月10日(土)が「銭湯の日」である。
それに因み、
東京は新宿区歌舞伎町のロフトプラスワン(トークライブハウス)ではこの日、
「第6回東京銭湯ナイト」が開催される。
昨日も少し書いたが、私も本(群馬伝統銭湯大全)を携えて、
行商に伺わせて頂く段取りになっている。
そこで現在、「当日どうやって本を会場まで運ぶか」と言う、
行商人らしい悩みを抱えているのである。
束になった本は、とても重たい。
そして、現在進行形で、「茨城路地裏銭湯記」などと銘打って、
茨城県の銭湯を訪ね歩いている。
調査、と言う程でもないが、ちと調べたら、茨城県で現在営業中の銭湯は6軒。
その数も、この目で全てを確認していないので、確信を得ない。
その中、訪問できたのが2軒。
残り4軒を訪問し終えるのは、年を跨いだ、来年(2011年)の春頃になりそうである。
茨城県の銭湯を全て訪問し終えれば、
群馬県、栃木県、茨城県の北関東3県で営業している、あるいは営業していてた、
伝統的な銭湯を全て訪問した事になる。
その時点で、その結果を踏まえてやらねばならぬ事がある。
「群馬県立女子大学」
などと突如として、女子大に縁もゆかりも無い私が、鍵括弧付きで書くと、
ちとアヤシゲな雰囲気漂うが、決してアヤシイ者ではない。
因みに、アヤシイ事も企んではいない。
端的に説明すると、群馬県立女子大学では、「群馬学」と言うものを提唱している。
その「群馬学」の普及啓蒙及び確立を目指す為、
先頃、「群馬学リサーチフェロー制度」を創設したのである。
この「リサーチフェロー」ってのは、平たく言えば、「研究員」。
で、この制度ってのは、群馬学確立に向け、各分野で群馬に関する調査・研究をする、
このリサーチフェローを、一般公募のうえ選任し、期間を設けて活動するもの。
今期(第1期)は、25名が選任された。
その中の一人に紛れ込んでいるのが、私。
と言った状況である。
さて、ここで漸く登場するのが銭湯で、私の研究テーマが、
「群馬の銭湯」なのである。
北関東3県において、伝統的銭湯の残存率が、群馬県は突出している。
それは何故か。
私も分からん。
そこんとこ詳しく教えて頂きたい次第である、はい。
【天候】
終日、雲の多い秋晴れ。
気温が上昇し、暦を半月戻したようであった。