4306声 最後の夜2

2019年08月30日

バイクタクシーを探してブラブラする。初めに声をかけたオジサンは英語が全く通じず、なんとなく陰険な雰囲気だったのでスルー。次にポッチヤリして鼻歌を歌ってる若者と値段交渉。1時間の目的地のないフリードライブ、5万ドンで折り合う。スクーターの後ろにまたがり、いままで散々避けて来たバイクの波に入ると、これが以外なほど低速で安全。歩行者を器用に避けてスイスイである。ポッチヤリ若者は運転しながら歌ってるし、だんだん自分も気持ち良くなって後ろで歌い出した。お互い違う歌を聞きながら、彼の肩に両手をおいて同じバイクの揺れを感じてるうちに、なんだか妙に合うハーモニーになった。ちょっと遠くて行けてなかったホーチミン廟やカップルが集うタイ湖などを回ってハノイ大聖堂に戻ってきた時は運転手のあんちゃんと笑い合って握手した。これで心置きなく帰れるなぁと思った。ありがとうハノイ。