4318 声 停電

2019年09月11日

昨夜も遅かったが早めに起きる。明日仕込みをしたいので今日はやることが多い。ケグ詰め、タンク洗浄、タンクの熱湯消毒をして、夕方に麦芽を挽いた。これで明日仕込みができる。そう思ってシンキチで一杯飲んで、家に帰った。早めに寝ようと布団を敷いたとたん、急に電気が消えた。外は雨。雷がなっている。停電か。電気はすぐに付くだろうと思っていたがなかなかつかない。雷も止まない。店が心配になって、外に出た。どしゃぶりの中、周りの家も真っ暗である。店にはお客さんが3人いた。スタッフと暗い中、停電のニュースを見ている。ひとまず椅子に座って、ビールを注いで。次第に雨は止んできた。けれども電気は一向に付く気配がない。こうなると、心配なのは工場内の温度と冷蔵庫の中身である。ビールの入ったケグは汗をかき始めている。一時間くらいだろうか、それだけかかってようやく電気がついた。ひとまず安心である。こういうときほんとに何もできないなと、テーブルの上の空いたビール瓶を見ながら思った。千葉はこれどころじゃないと思ったら、なんともやるせない気分になった。