4323声 切符の厚み

2020年02月24日

午前中はたまったこの「ひとこえ」を書いて、午後から県内の句会に出かけた。うららかな日ざしで、ほっこりとした一日。梅や河津桜に親しんだ。ゆったりとした気分だと、たいてい句に精彩がなくなる。今日がまさにそれ。句会の後もひさしぶりに、句座の仲間とゆっくり歓談した。スマートフォンを家に忘れたので、余計な邪魔が入らず、それも良かった。しかし、スマホをかざして改札を抜けられず、自動券売機で切符を買うのだが、それが面倒でまいった。JRから別の路線に乗りかえる時は、乗り換えの切符を追加購入しないといけない。しかし、数年前までは特に不便を感じず、平気でやっていたこと。利器にすっかり依存していることに愕然とした。帰りは、千鳥足で切符を無くさないかと、切符を握りしめつつ、どうにか最寄り駅までたどり着いた。