4390声 コロナの現実感

2020年05月01日

3ヶ月前には思いもよらなかったことが起きている。ズーム飲み会、なんていうのは3ヶ月前の日本にはなかった。コロナウイルスにかかる人かからない人、高熱が出る人、呼吸困難になる人、死んでしまう人、なんの症状もでない人。目に見えないものの伝染が、人間を怖がらせる。死ぬのが怖いのか、苦しむことが怖いのか、もはや何が怖いのかもわからない、なのか。街は静かで、人は人との距離を保ちながら動いている。私にはそれが心地いい。幸い群馬県は感染者数が少ない。そんな日々が続くと、いったい自分が何に怯えているのかわからなくなってくる。5月に入って急に気温が上がった。たんぽぽが至るところで咲いている。緊急事態の現実感が乏しくなっていく。