4395声 断食

2020年05月06日

連休最終日。人生で初めて経験する静かなGWは、今日で終わり。高崎のまちなかは、5/6まで休業と貼り紙をして休んでいる店舗がほとんどである。はたして明日から、街に人は戻ってくるのか。少しずつ、だましだまし、そういう再スタートなのだと思う。だがそんな調子で、庶民の生活はいつまで成り立つのか。コロナの感染者よりも、生活の成り立たない人の方が増えるんじゃないか。こんな状況に、私はもうずいぶん慣れてきた。社会実験に参加している気分。それは身近な人に感染者がいないからだろうと思う。感染者が出れば、動揺するのだろうなと思う。しかしそうだとしても、私を含めた、いつ出るかわからない身近な感染者を恐れ続けるには時間が長すぎる。慣れてきてしまった。この2ヶ月間、週に一度だけ断食をしている。水以外飲まず食わずで1日を過ごす。なかなか大変だが、自分を落ち着けるには必要な日でもある。前のめりな自分に待ったをかけて、冷静になることができる。コロナ渦のこの状況も、ある意味では断食に違いあるまい。断食は、やると脳で決めないとただの苦痛にしかならない。遊びも仕事も遠慮なくしたいと思えば思うほどじっとしていることにストレスがかかり不健康になってしまう、という今の状況と同じだ。今日は断食の日。仕事も昨日で一旦きりがついたので、ゆっくりする。