4402声 母子の棲家

2020年05月13日

ザブンを改装しようと思い、店内をああしてこうしてとぐるぐる考える。ひとまず今の椅子を改造して、壁際に小さめのテーブルを作ることにした。朝自宅の駐車場で椅子の採寸をしていると、倉庫の側でカサカサと音がする。覗いてみると、子猫3匹と母猫が、寝ぼけ眼で寄り添って寝ていた。母猫も眠そうだが、次第にこわばった顔つきになり、こっちを睨んでいる。子どもたちはまだよちよちあるきである。毎年我が家には、同じような猫の家族がやってくる。決まって母と子の母子家庭ばかり。父親はいったい何をやっているのか。駐車場はいらないものが置きっぱなしだったり、庭は雑草だらけだったりするので、野良猫には好都合なのだと思う。毎年生まれても、全部が残るわけではない。そのいなくなった猫たちはとこへ行くのだろうか。若松町は野良猫が多い。