4413声 プロ

2020年05月24日

昨日仕込んだビールは順調に発酵が始まった。昨夜様子を見に行ったら、すでに発酵が始まっていた。今までは早くて翌日の朝、遅いと翌日の夜にならないと動き出さなかったのだが、食いつきがよくなった。酵母を投入するときの酵母の状態と量が、もっとも大事なことがわかった。水の活性、煮沸時間、エアレーションも全部意味があることもわかってきた。発酵が始まる、ということに加えて、発酵が終わる、ということもわかってきた。どのタイミングで2次発酵に移行すればいいか、どのタイミングで2次発酵を終えればいいかがわかってきて、仮にジアセチルが出ても、その対処法もわかった。そしてビールはこれらがわかった分だけ、おいしくなっている。わかるってまったく、こんなにも安心するんだなと思う。もちろんそれは一時で、すぐにまたわからない、が出てくるが、重ねてきたわかる、は一時の、大きな安心、満足感を与えてくれる。満足感はエネルギーになる。満足感を得たエネルギーで、不満足を生み出していかないと進歩がない。せめて、レシピを見なくとも30〜40くらいのビールは作れるようになりたい。同じように料理も、季節別に30〜40くらいの料理は、平気で作れるようになりたい。プロなんだから。