4450声 鯉と水

2020年06月30日

小雨のち本降り。いつになく、ぐったりと帰宅した。そういう時ほど、俳句の中の世界に触れていたくなる。いま次の句集のことなども考えている。漠然とはしているが、決まっていることもある。どんなものになるか、句だけは練り上げたものにしたい。今日で六月も終わり。机の脇のカレンダーをめくると、七月の絵が現れた。前田青邨の「鯉」である。佳い絵だ。鯉と水の関係がいきいきしている。