4529声 どこで飲むか

2020年09月13日

昨夜はシンキチビールとミッケラーを飲む会が美食倶楽部で。おきらく亭の関さんが開いてくれて、ゲスト扱いで行ってきた。ミッケラーのヘイジーIPAは、トロピカルジュースのようだった。バランスもいいし、あと2割くらい糖が切れたら、ワインに対抗できる。飲んだあとが重い。ビールは喉で飲むものと舌で飲むものと、つまりゴクゴク系とチビチビ系と2種類ある。ピルスナーとセッションIPA以外は全てチビチビ系でいいと思うが、甘さと苦さが残るとチビチビでも飲み続けられない。ビールはアルコールの低さから、ゴクゴクを要求される。ワインはされない。ワインはゴクゴク飲んだらすぐ酔ってしまうアルコール度数だからである。ビールはどんなにチビチビ系として作ったとしても、アルコール7%くらいまでのものは、ゴクゴクを要求される。つまり喉越し、無防備に飲み込んだときの違和感のなさ、である。シンキチのビールは、チビチビとだけ飲んでいればおいしいが、ゴクゴクといこうとするとどこか引っかかる。昨夜それに気づいた。昨日のミッケラーは、チビチビもいけるしゴクゴクもいける。シンキチも7%までは喉越しを考えないといけない。喉で飲む、そして、舌で飲む。あと、当然もう1つある。身体で飲む、である。飲んだあとが軽いかどうか、そこをずっと大事にしてきた。そこはミッケラーよりシンキチに軍配が上がる。