4728声 シナリオ集

2021年03月29日

僕が実行委員長をつとめる「伊参スタジオ映画祭」の20周年記念でもある、書籍「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2003-2019」。つまりは「伊参スタジオ映画祭の過去の大賞受賞シナリオ34作品を1冊にまとめた、映画祭20周年を記念する、2001年宇宙の旅のモノリスみたいな堂々とした存在感があるシナリオ集」がついに完成した。

 

クラウドファンディングでご支援いただいた方にはもうお手元に届いており、4月以降にはamazonや群馬県内の書店でもご購入いただけるようになる。

 

B5版400ページ。いやぁ・・重いわこの本。いや重量だけじゃなくて重い思いが詰まった本となった。シナリオ34作品と各監督からのメッセージ以外にも、シナリオ大賞審査員である篠原哲雄監督、松岡周作プロデューサー、豊島圭介監督、シナリオセンターの坂井昌三さん、脚本家の龍居由佳里さん、そして2年間審査員をつとめていただいた作家の横山秀夫さんの挨拶を掲載。1日1作品ずつ読んでも1ヶ月読めるという、映画関係者・志望者必読の1冊となった。

 

取材をしてくれた方にこの本の魅力などを話つつ、「考えてみれば俺まだじっくりこの本読んでない」と気づく。いかんな。来月は、そういう時間も作っていかねば。この本は過去の集積であり、同時に「未来の映画を作るもの」でもあると思っている。もしどこかで見かけたなら、ぜひ手にとっていただきたい!本気で、よろしく!