4805声 異様

2021年06月04日

終日、雨。今朝の通勤時に駅のホームで緊急停止ボタンが押され、サイレンが鳴り響いていたが、大方の人がスマホに落とした目を微動だにせず、遅延している列車を待っていた。異様なモノやコトは排除されてゆくのは都会の特性であるが、この光景こそ異様に感じた。自分も微動だにせぬ者のひとりではあるが。今日は昼、夜ともに弁当。都内はどこを歩いても弁当だらけになってしまった。元々、弁当が好きなので、毎日弁当でもさほど苦にならない。総合誌のてこずっていた句集の評を半ば仕上げ、やや高級な缶麦酒を空けた。