4678声 気の知れた人たちと映画を観る

2021年11月25日

今年の伊参スタジオ映画祭は、年明け1月の29(土)30(日)の開催とした。例年では11月にやっていた映画祭を今回は年明け、さらに昨年と同じく伊参スタジオではなくバイテック文化ホールで行う理由には、未だにコロナ禍の影響がある。

 

自分の忙しさにかまけると、ボランティアとはいえども映画祭での活動がおろそかになる。今年は例年行っていた「シナリオ大賞」(全国から映画シナリオを募集し映画化させる試み)の撮影がなかったので、よけいに映画祭での活動を少なくしてしまった。実行委員長として、ふがいない状況が続いている。

 

そんな僕の状況とは関係なく、今年も2人若いスタッフが加わるなど、実行委員会としての雰囲気はいい感じである。先日、久しぶりに今回上映する映画の試写会をスタジオの一角で行ったのだが、「気の知れた人たちと映画を観る」という行為自体にも新鮮な感じがあった。上映後に「あのシーンはこういう意味?」「あの演技よかったよね」と感想を述べあった後で、「この映画を映画祭で上映できることがとても嬉しい」という・・まさに映画祭をやる原初的な意味を再実感している自分がいた。

 

1月末とはいえ、バイテック文化ホールは空調の行き届いた映画鑑賞に最適な場所です。みなさんぜひとも予定を空けておいてください!