5515声 一緒に観る

2023年07月15日

伊参スタジオ映画祭は、昨年の開催が諸事情で遅れ今年1月末の開催となった。であるから、例年よりは「こないだやったな感」が強いのだが、今年の映画祭準備を進めている。今夜は山の中の木造校舎=伊参スタジオで会議を行った(余談ではあるが、今年からその校庭が非町営のキャンプ場となった)

今時期に何を準備するかというと、上映する作品の選考である。できるものは、上映素材を借りたり、ネットでの限定視聴を使ってスタッフ試写を行う。劇場で上映中のものは、東京まで観に行くのはなかなか困難なのだが、県で上映していればなるべく観に行くようにする。映画祭は長く続いてきたので、関係する監督の作品だけでも毎年いい数になる。

映画はたった1人でも楽しめるものだが(作品によっては1人で観て自問するのが向いている作品もあるだろう)、みんなで観るとそれはそれで新鮮だ。印象的なシーンで自分以外がどんな反応をするのかもちょっと感じることができる。悲しいと思ったシーンで笑う人もいるかもしれない。

相変わらず本番以外の出席数が少ないのが悩みではあるが、長編2本、よい試写鑑賞ができた。高橋さんがいつものように手作り味噌汁ときゅうりの漬けたんを持って来てくれて、わいわい食事タイムもあった。今年も、伊参ならではのラインナップでみなさんをお迎えしたい。