秋晴。素晴らしい日和。昼は松島軒へ。
味噌野菜ワンタン。メニューには載っていないが、ときどき頼んでつくってもらうお気に入りの一つ。
最後まで熱々で、午後への活力となる。
話は変わって、月曜日の東京駅での出来事。
その日、仙台駅での薬物の一件と山形新幹線の熊との事故の影響は、東京駅でも出ていて、連休の最終日も重なって、新幹線改札とホームは殺気立っていた。
各新幹線は、5分から10分の遅れの表示。
そんな中、清掃中の新幹線のドアを叩いて「開けて!」と叫ぶお父さんがいた。
なぜお父さんと分かったかというと、ホームをエスカレーターで上がるとき、電話で叫びながら話している母娘がすぐ後ろから上がっていたからだ。目の前の娘に「先に行って!あと2分しかない!!」と叫びつつ、片手の電話に「パパ、とめて!」と叫んでいたからだ。
「いやいや、新幹線、遅れてるよ」と心の中でおもったが、あまりの殺気に目を合わせられなかった。
ホームにあがったところ、乗車待ちのすごい列。
清掃が終わるのをみな待っている。
その列も目に入らないか、1人の男性が「開けて!」とドアを叩いていたのだ。ごった返すホームに響く開けて!の声。ドアの窓ガラス越しに清掃員の人が手を横に振っていた。そりゃそうだ。
お父さんも、冷静にまわりをみれば、わかるとおもうのだが。と、そこに母娘が合流しそうになるところで、視界から見えなくなる。
こちらも、ごった返すホームを進まなくてならないのだ。わたしと3人の間には、もはや100人くらい人がいる。でも、きっと乗れたでしょう。ということで、本日は終了。