6月の最終日は、人間ドック。
梅雨は、何処かに行ってしまったようで、外は暑いが、病院の中は快適。検査着では寒いくらいの場所もある。
ところで、人間ドックに限らず、病院といえば待ち時間である。待ち時間のない病院に行ったことがない。
人間ドックも、滞在時間のほとんどが待ち時間である。
この待ち時間をどう過ごすのか、ということなのだが、例によってあたりを見渡すと、スマホを眺めている人が半分くらい。
コロナ禍以降、雑誌や本が撤去されたため、スマホ派が増えた。
スマホ派と同じくらいいるのが寝ている派。
しかし、レントゲン室の前でのことである。
一人掛けのソファが3列縦隊で並んでいるのだが、わたしの前に座っている人と両隣の人、3人ともが紙の本を読んでいた。
しかも、両隣の2人はかなりの年季の入った古本を読んでいる。もうページの縁が変色しているような古本を集中して読んでいたのだ。
スマホと寝てるの二大派閥が占める待合では、珍しい光景だ。
じつは、私も『大転換の日本史』を病院までは持って行ったのだが、重たくてロッカーに置いてきてしまっていたのだった。持ちまわっていれば、さらに珍しい光景になったかもしれない。
それはそれとして、iPadをモバイルバッテリーに繋いだまま持ち歩いていた強者のおじさんが、本日一番の少数派であったことを報告させてもらって、6月のひとこえは終了。
これで、今年も半分終了。
明日からは7月、抜井さんが担当です。

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