今日は、日曜日。
風も雲も無く、澄み渡った冬天が心地好い。
出掛ける予定も無いので、この期に、年賀状を書こう。
と思い立ち、朝からペンを握り、机の前に着いた。
着いたまでは良いのだが、書いた年賀状の無いまま、
午後になってしまった。
プリンターを押入れから引っ張り出して、
パソコンにセットして、トナーを交換して、
葉書作成ソフトをダウンロードして。
何かと、葉書裏に干支を印刷するまでの工程が煩雑で、
一向に、宛名書きまで進まない。
昼飯を食べ終え、そのまま、銭湯へ出掛けてしまった。
銭湯へ到着し、開店時間の5時手前には、
一番湯を待つ湯客たちが10名ほど。
その中で、私が一番である。
暖簾が掛かって、飛び込んで、番台。
湯銭を渡す際、女将さんに写真撮影の許可を伺うと、
即座かつ強固に、NGとの事。
そのまま、お湯だけ頂いて、帰って来た。
群馬県はもとより、隣県の銭湯を回って来たが、
ここまで完全撮影禁止と言うところは初めてである。
おそらく、何か理由あっての事だろう。
しかし、その「何か」は私の知り得る所でもないし、
また、そこまでの詮索は無用である。
銭湯の方、またはそこを利用している方に、
不快感を与える場所へ踏み込むのは、
銭湯愛好者の道理に反する。
とは言っても、非常に残念である。
歴史ある、そして、個性的な銭湯だけに、尚更。
高速道路を使って、片道一時間半。
いやしかしまぁ、ちと残念だな。
何がって、ありゃ初めて見る、湯船の形。
四角い湯船の中を十字に切って、
四つに分かれていたなぁ。
【天候】
終日、雲も風も無く、穏やかな冬晴れの一日。