1084声 四角を十字に

2010年12月19日

今日は、日曜日。
風も雲も無く、澄み渡った冬天が心地好い。
出掛ける予定も無いので、この期に、年賀状を書こう。
と思い立ち、朝からペンを握り、机の前に着いた。
着いたまでは良いのだが、書いた年賀状の無いまま、
午後になってしまった。

プリンターを押入れから引っ張り出して、
パソコンにセットして、トナーを交換して、
葉書作成ソフトをダウンロードして。
何かと、葉書裏に干支を印刷するまでの工程が煩雑で、
一向に、宛名書きまで進まない。

昼飯を食べ終え、そのまま、銭湯へ出掛けてしまった。
銭湯へ到着し、開店時間の5時手前には、
一番湯を待つ湯客たちが10名ほど。
その中で、私が一番である。
暖簾が掛かって、飛び込んで、番台。
湯銭を渡す際、女将さんに写真撮影の許可を伺うと、
即座かつ強固に、NGとの事。
そのまま、お湯だけ頂いて、帰って来た。

群馬県はもとより、隣県の銭湯を回って来たが、
ここまで完全撮影禁止と言うところは初めてである。
おそらく、何か理由あっての事だろう。
しかし、その「何か」は私の知り得る所でもないし、
また、そこまでの詮索は無用である。
銭湯の方、またはそこを利用している方に、
不快感を与える場所へ踏み込むのは、
銭湯愛好者の道理に反する。

とは言っても、非常に残念である。
歴史ある、そして、個性的な銭湯だけに、尚更。
高速道路を使って、片道一時間半。
いやしかしまぁ、ちと残念だな。
何がって、ありゃ初めて見る、湯船の形。
四角い湯船の中を十字に切って、
四つに分かれていたなぁ。

【天候】
終日、雲も風も無く、穏やかな冬晴れの一日。